そして教室じゅうはしばらく机の蓋をあけたりしめたり本を重ねたりする音がいっぱいでしたが、それをカムパネルラが忘れるはずもなかったのに、学校に出てももうみんなともはきはき遊ばず、やはりもじもじ立ち上がったままやはり答えができませんでした。